iPhoneでバッテリー交換をする場合の基礎知識

iPhoneを所有している人は、購入した時と比べて時間が経過すると様々な問題が生じることを知っているかもしれません。
もちろん商品である以上は、使い続けることにより劣化し消耗していくため仕方のないことといえます。
iPhoneの中でも、比較的消耗が激しいのは電池の部分です。
いわゆるバッテリー交換をする必要がある時期も頭に入れておかなければいけないわけです。

iPhoneのバッテリー交換の目安

バッテリーに関しては、購入した時は100%充電するとそれほど頻繁に使わなければ朝から夜まで持ちます。
家に帰ってきてもう一度充電すれば、その間一切充電しなくても使うことができるわけです。
しかしながら、1年から2年使い続けるとバッテリーを交換しなければいけない事態に陥るでしょう。
具体的には、朝100%充電したとしてもそれほど使っていないにもかかわらず夕方ごろには電池の残量が20%程度になってしまうことがあります。
ひどい場合には、電池の残量が10%を切っているケースもあるでしょう。
この場合には、ポータブルの充電器を持ち歩くか会社等で充電できる環境があればお昼休みや仕事中に充電をするなどして電池の残量がなくならないようにするしかありません。

電池があまり消耗しないような使い方

実は、電池の残量をうまく残すことも可能です。
1年以上経過しても電池があまり消耗しないような使い方もあるわけです。
例えば、100%まで充電するのではなく毎回98%程度まで充電してそこで止めておくことです。
100%まで充電してしまうと、バッテリーに負荷がかかる可能性があります。
この負荷を避けるため毎回100パーセントに至る前の段階で止めておけば、バッテリーが長持ちする可能性は高いです。

寝ている最中に充電をする人が多い理由

ですが、多くの場合夜まで使い続けて寝ている最中に充電をしているでしょう。
なぜ寝ている最中に充電をする人が多いかと言えば、ポータブルの充電器でもない限り通常は数時間は充電器に差しっぱなしにしており、その場所から離れることができないからです。
早い場合には1時間から2時間位で充電できるパターンもありますが、そうでない場合は3時間から4時間ぐらいかかるでしょう。
そしてそれだけの時間を確保できるのは一般的に寝ている時間になります。
寝ている場合には、98%位で充電を止めることができないことがほとんどです。
運良く目覚めれば良いですが、多くの場合朝起きた段階で100%まで充電されておりバッテリーに負担をかけてしまいかねません。

iPhoneのバッテリー交換はプロにお願いすること

やむを得ず100%まで充電し続けると、電池の消耗が激しくなるためやはり外で働いている人の多くは1年から2年程度でバッテリーがかなり弱くなってしまいます。
昔の携帯電話ならば、バッテリーは自分で交換することができました。
バッテリーを購入してきて新しいものを取り付ければ簡単に交換することができたわけです。
しかしiPhoneの場合には、内蔵型のバッテリーを利用しているため技術のない人が中を開くことができません。
仮に中をマイナスドライバーなのでこじ開けたとしても、元に戻らなくなる可能性があります。
つまり、バッテリー交換をするたびにiPhoneの見た目が悪くなるだけでなく本来の機能が停止してしまう可能性も否定できません。
そうなる前に、お金をかけてプロにバッテリー交換をお願いするのが良いでしょう。
バッテリー交換をしてくれるお店がたくさんあります。

バッテリー交換にかかる時間について

民間の企業などが交換を行っているケースが多く、インターネット上にもたくさんの情報が転がっています。
もし自分でお店を探す場合には、自分の家のまわりが会社のまわりなどから探してみると良いでしょう。
交換をする前に気になるのは、一体どれぐらいの時間がかかるかでしょう。
もし、短時間で終えることができるならば会社の休み時間などを利用して交換をすることも決して難しくありません。
結論から言えば、修理会社のスタッフの腕前にもより異なるものの、概ね30分から1時間程度で交換することは可能です。
そうすると、会社の昼休み等を利用して交換するのは難しくなります。
ただ、お店によってはほぼ30分以内に終わらせることもできるケースがあるため、そのようなところならば会社の休み時間を利用して交換することは可能でしょう。
ずっとお店の中になければいけないわけではなく、iPhoneを預けてその間にお昼を食べ帰ってきたときには修理が完了しているような感じならば、持ち主にも負担がかかる事はありません。

バッテリー交換の費用は機種によって異なる

気になる費用に関しては、iPhoneの機種によって異なるところです。
古いものに関してはそれほど高性能なバッテリーが使われていないため2万円以内で交換できることも少なくありません。
しかし最新のものになると、2万5000円かそれ以上するケースもあります。
それぐらいのお金を支払うならば、機種交換をした方が良いと考える人もいるでしょう。
もし今の機種で問題なく使い続けることができる場合には機種交換をせず、バッテリー交換だけで済ませた方が良いです。

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最終更新日 2025年5月20日 by rosseng