観葉植物はお手入れ方法を把握してから購入しよう

「観葉植物を育ててみたい」
「観葉植物のお手入れ方法が知りたい」
「横山英俊氏の経歴や人柄に興味がある」

室内のインテリアとして非常に人気を集めている観葉植物ですが、中にはどこに置いて良いのか、また水やりの加減等がわからずに、育て方に困っている人も多いかもしれません。
このようなことにならないようにするためにも、購入する前には、育て方やお手入れ方法などを把握しておく必要があります。

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観葉植物を育てる上で重要な事を横山英俊氏に聞く

観葉植物を育てる上で重要な事は、生育サイクルに合わせたお手入れを行うことです。
通年ではゆっくり成長していくイメージを持っている人が多いかもしれませんが、実際には勢いよく成長を行う生育期、そして成長が緩やかになる休眠期の2つを繰り返しています。
生食生には多くの水分量が必要ですが、休眠期はほとんど水や肥料を必要とする事はありません。
このようなことから、季節により育て方を変えなければならないのです。
実際にどのような時期が生育期で休眠期にあたるのかと言うと、多くは4月から9月の時期が生育期、10月から3月の時期が休眠期に該当します。
これは栽培場所の気温によっても異なるため注意が必要です。
育てる前に生育サイクルを確認した上で、季節によりお手入れ方法を変えることを頭に入れとかなければなりません。

参考:横山英俊

観葉植物の育て方

観葉植物の育て方において、お手入れの基本となるのが水やりと日当たり、置き場所と肥料、そして植え替えの5つです。

水やり

まず最初に水やりですが、基本は土が乾いたら受け皿から溢れるまでたっぷりと与えます。
勘違いする人が多いこととして、乾燥状態にすることもときには重要なのです。
渇いている時と湿っているときのメリハリを持ち水やりを行うことによって、土の中でうまく空気が循環して、猫から水分や酸素、栄養等を吸い上げることができるのです。
あまりにも水やりをしすぎてしまった場合には、根腐れが引き起こされてしまうため十分な注意が必要です。
それぞれの植物の特徴を把握し、地の湿り具合がどうなっているのかを調整しながら水やりをしましょう。
場合によっては植物により乾燥気味に育てた方が良いものもあれば、反対に湿り気を好むものもあります。
特に初心者となるといつ土が乾いているのか、いつ水をやれば良いのかわからないかもしれませんが、そのような場合に便利に使えるものが水分型と呼ばれるものです。
土に挿すだけで水やりのタイミングをメーターが教えてくれるはずです。

日当たり

そして日当たりについてですが、出来る限り午前中の日が当たる場所で、うまく調整しながら育てていくのが良いでしょう。
日当がどれだけ必要なのかに関しては、植物の性質により大きく異なります。
それぞれの植物に見合った場所を選び、日当たりの良い場所に置くことが大切です。

置き場所

置き場所については、冬越しの際の部屋の温度管理が最も重要です。
観葉植物は本来熱帯地域や亜熱帯地域などに自生するものが多いことから、日本で育てる場合には、冬の季節には気温が下がりすぎます。
冬は暖房を切った部屋、夜間の窓際等となると、冷えすぎてしまうでしょう。
日当たりも考えながら、日中の時間帯には窓際、夜間の時間帯には出来る限り暖かい場所に移動させるなど、置き場所を調整することが求められます。

肥料

土と水だけがあれば元気に育つわけではありません。
特に鉢植えで育てるのであれば、栄養分が水やりで流れてしまうため、定期的に肥料を与えることが求められるでしょう。
植物の種類により異なるものの、5から9月の時期の生行く日の間にのみ肥料を与えます。
オススメは粒状緩効性肥料、もしくは液体肥料と言えるでしょう。
粒状緩効性肥料と呼ばれるものは、生育期間中に1から2ヶ月に一度規定量を土の上に撒きます。
液体肥料は生育期間7から10日に一塊程度水で希釈して巻くようにしましょう。
花が咲くような時期、果樹の場合には、開花の時期に粒状、液体肥料を併用して与えるのも1つの手段です。
しかし与えすぎると反対に弱らせる可能性もあるため、少しずつ様子を見ながら与えていくのが望ましいです。

植え替え

最後に植え替えですが、1年に一度、5から9月の時期に植え替えを行うと良いでしょう。
鉢植えで育てる観葉植物は、大きくなると根が鉢いっぱいになって根詰まりを起こす可能性があります。
土の最適の状態が劣化したり、土の養分が流れ出るので、定期的に植え替えが必要です。
植え替えを行う場合には、新しい土を使うことも必要です。

まとめ

このようなことを踏まえた上でいよいよ観葉植物を購入することになりますが、買ったらまずするべきこととして、まずは明るい日陰の場所に置いておくのが望ましいです。
もともとの場所から急激に環境が変わると弱ってしまうことも考えられます。
いきなり日当たりの良い場所に置いてしまうと、日光を光合成しきれずに葉焼けしてしまったり葉を落としてしまいます。
1週間ほどは明るい日陰に置き、少しずつ環境に慣らすことが大切です。
その後本来おきたい場所に置いてあげるようにしましょう。
お店に並んでいるものは柔らかいポットに入った苗や、そのまま鉢の中の株である可能性があります。
ポットに植えられているものの場合には、購入した年の生育期間中に植え替えを行うと良いです。

最終更新日 2025年5月20日 by rosseng